1冊も読書をしてこなかった私が20代から読書をするようになった方法
読書で自己投資がしたい,読書をしていると知的に見えそう,教養を身につけたい,などの理由で読書を習慣にしたい方は多いと思います.
「読書が続かない」というのは読書習慣をつけたい人には大きな問題だと思います.
そこで,21歳まで読書を全くしてこなかった当ブログ管理人の私が読書をするようになった方法を紹介します.
1冊をちゃんと読み切らなければならないという誤解を解く
まず,大前提ですが本の内容には面白い部分と面白くない部分がある.
内容の面白さには波があり,面白くない部分に突入した途端に読む意欲をそがれてしまう.
読んでいても面白くないものなんて当然続かないですよね.
では,どうすればいいか.
管理人おすすめの方法は,面白くない部分は読むスピードを上げることです.
まず,面白くない部分に長く浸かってしまうと飽きて読書をやめてしまいます.
なので,サーっと素早く読み進めます.
例えば,TVドラマを見ていて面白くないシーンが来たら,ぼーっと映像を眺めていることがあるかと思います.
一応みてはいるけど集中はしない感じです.
映像なので勝手に流れますが,読書の場合は自分で読み進めていかなくてはなりません.
そのため,何とかして面白くない段落や章を超える方法として素早く読み進めるのが大事だと思います.
この時は,一応読んではいるけど流している感じです.
内容が入ってこないことを心配になるかと思いますが,内容が気になってきたら,しっかり腰を据えて読み直せば大丈夫です.
面白さの波に合わせて自分の読み方に緩急をつけて読んでみましょう.
読み切れそうな1冊を探す
本の内容は自分に合ったものを選びましょう.
極端な例ですが,一般の方が病気に興味があるからといって難解な医学書を読み切るのは不可能です.
物理に興味がある高校物理を勉強してこなかった方からすればファインマン物理学を読み切るのは困難です.
途中で読書を投げ出してしまいます.
読書において見栄は全くいらないものです.
病気に興味がある一般の方なら,図解シリーズみたいなわかりやすそうなもの,
物理に興味のある初学者なら,身の回りの物理現象を題材にしたライトな内容なもの,といったように自分に合ったレベルのものなら読み切ることが出来ると思います.
例えば,RPGのようなゲームにおいてレベル1で倒せるモンスターの種類は限られています.
いきなり,手ごわいモンスターと戦っては全滅するのがオチです.
まずはレベル1で倒せるモンスターでレベル上げをしていき強いモンスターにも勝てるようになります.
これが冒険をストレスなく続けていく術の1つではないでしょうか?
読書もレベル1から読める本を読むことで経験値を貯めていき,自身のレベルを上げます.
レベルが上がると次第に難解な本も読めるようになります.
読書という冒険を続けるためには自分に合った本を選ぶことがとても重要です.
<補足>
管理人が25歳の時,中国の水滸伝という三国志のような歴史小説を読みたいと思ったとき,岩波文庫のような難しそうな本は選びませんでした.
その本の裏側には対象の学年が書いてあったのですが,中学生以上と書いてあります.
それでも,読んでいてよくわからないよりも物語が分かること,楽しめることが大切ですからね.
読書タイムを作る
読書に対する誤解をといて,読むべきレベルの本も選んだ後は読むのみです.
では,いつ読みますか?
読む時間は頑張って作りましょう.
通勤,通学が電車であれば,その隙間時間で十分可能ですね.
寝る前の10分でもいいでしょう.
また,習慣を作るのであれば時間を作るだけでなく決まった時間というのがキーポイントになると思います.
暇を見つけて読書では,仕事や学業の忙しさの波に合わせにくいと思います.
特に,忙しさが続いて読書から離れていると内容を忘れたり,興味がそがれてしまい読書習慣がつかない可能性があります.
まとめ
・面白さの波に合わせて読み方に緩急をつける
・自分に見合った本を選んで読む
・時間を作る