自論 : 読書アレルギーには東野圭吾が良い薬!?
わたしは20代までほとんど読書をしてきませんでした.
その理由は...
国語の授業と活字が大嫌いなこともあって本を読むのが好きじゃなかったのです.
読書アレルギーでした.
ところが,ある日を境に本を抵抗なく読めるようになりました.
それ以降,自慢できる読書量ではありませんが月に2~3冊程は読んでいました.
最近になって何が原因で読書に抵抗がなくなったのかを考えていました.
それは,東野圭吾さんの作品を読んだ影響が強いのではないかと思っています.
なぜ,東野圭吾さんの作品が,かつての私のような読書アレルギー患者に良い薬となったか考えてみた.
私の思う東野圭吾さんの作品の特徴
知名度が高い
一時期話題になった人気ドラマ「ガリレオ」は言わずと知れた作品なのではないでしょうか.
天才物理学者の湯川秀樹役をつとめたのが福山雅治さんで,その役の変人ぶりはとても印象的でしたよね.
映画化された作品も多数ありますね.
例えば,「ナミヤ雑貨店の奇蹟」,「マスカレードホテル」や「プラチナデータ」などです.
普段本を読まない人でも東野圭吾さんに触れる機会がドラマや映画であるので,他の本よりも知名度は高めなのではないでしょうか?
サクサク読める
はじめに断っておきます.
主観でしかないです.
文章が読みやすく難しくないです.
物語の展開もワクワクするので,すぐに続きを読みたくなります.
なので,わたしの経験上ですがサクサク読めました.
ちまたでのあるある知ってますか?
あまり本を読んでいないけど読書家の雰囲気を漂わせる人ほど好きな作家が東野圭吾さんであるという,あるある.
アンジャッシュの渡部さんも,あるバラエティー番組でこんな言葉を残しています.
「読書しないヤツほど東野圭吾」
この発言は世間からしたら的確だったみたいで話題になったらしいです.
わたしも実際に出くわしたことがあります.
採用試験の集団面接のときに就活生の1人が
「趣味は読書です」と答えていて,面接官が
「好きな作家はいますか?」と質問していました.
その答えは「東野圭吾です!」
面接官はたまたま東野圭吾さんの作品を読んでいて
「ナミヤ雑貨店の奇蹟は読みましたか?」っていう質問していましたが,
その就活生は読んでいませんでした.
趣味は読書と公言していない,わたしは読んでいました.
正直,代わりに質問に答えたかったーーー(出過ぎた真似をすいません)
それはさておき,
言葉は悪いですが,アンジャッシュ渡部さんのいう「読書しないヤツほど東野圭吾」は割と当たっていたみたいです.
読書アレルギーには東野圭吾が良い薬
ここで,私がしたいのは読書家の雰囲気を漂わせる人をあざ笑うのではありません!!
私は次のことを主張したい!!
読書してこなかった人,読書が苦手な人でも東野圭吾さんの作品なら読むことが出来るのではないかということ.
東野圭吾さんの作品を読書の入り口とすることで読書経験が少ないあるいはない人に読書量を積むことができます.
読み終えた冊数が増えることで成功体験を増やし,活字への苦手意識を和らげることが出来るのではないでしょうか.
かつて読書アレルギー患者であった私がそうであったように.